自宅サーバを持つことで、自分専用のメールサーバを持つことができます。
無料メールのデメリット
一般的に広く使われているメールといえば、GoogleのGメールやYahooメール、契約しているインターネットプロバイダーから提供されるeメールではないでしょうか?Webブラウザーがあればどこからでもアクセスできてとても便利ですよね。
しかし、無料で使用できるメールアドレスはデメリットも存在します。
■無料メールアドレスのデメリット
・パスワードが解読されて誰かに見られていても、それを発見できない
・インターネットプロバイダーと契約を解約すると、メールデータは破棄される
・メール画面に広告が表示される
・希望するメールアドレスを取得できない
・メールがブロックされて受信できない
・知り合いのメールが迷惑メールにフィルタリングされてしまう
デメリットを並べて書きましたが、使うべきでないとは言いません。
GoogleやYahooでは、提供しているサービスを利用するためにアカウント登録が必要です。
アカウト登録するとEメールアドレスも作成され、GoogleやYahooが提供する便利なサービスを使うことができますので、是非登録しておきましょう。
自分専用Webメールのメリット
では次に、自分専用のメールサーバのメリットを見てみましょう。
■自分専用メールアドレスのデメリット
・好きなメールアドレスを作ることができる
・メールアドレスは何個でも作ることができる
・メール画面に広告が表示されない
・受信したくないメールを細かく設定してブロック可能
・プラグインを使うことで機能をカスタマイズできる
・不正アクセスをログで確かめることができる
契約に関することやネット購入時のアドレス登録など、大切なメールは自分専用のメールアドレスを使うことをお勧めします。
無料Eメールは、パスワードが解読されてしまうと「いつ誰に見られているかわからない」というリスクがあります。
銀行口座やクレジットカードの情報が第三者に知られてしまうと、それこそ金銭的な被害を被ることになりかねません。
また、大事なメールを削除されても困ります。
メールのやり取りはとても便利ですが、リスクも伴っていることを忘れてはなりません。
データの保管は最終的には自己責任になりますので、セキュリティを高めた自分専用サーバで管理することが好ましいです。
Webメールのインターフェイス
自分専用サーバのメールボックスを見るときは、メールソフトを使います。
ソフトは2種類あり、「SquirrelMail」と「Roundcube Webmail」です。
Internet ExplorerやChromeやFireFoxといったWEBブラウザを使って表示します。
自宅サーバで便利なのは、「SquirrelMail」と「Roundcube Webmail」をどちらも使用できる点です。
同じメールボックスを参照するにしてもインターフェイスが違っていて、それぞれにメリットとデメリットがあります。
例えば、メールをフォルダに分類するときは、Roundcube Webmailの方が機能が優れていたり、プラグインを使って機能を拡張できるのはSquirrelMailだったりします。
サンプルのメールボックスを用意していますので、確認して見て下さい。guest01/passwordでログインできます。
guest01@aptty.com へメールを送信するとメール受信も確認できます。
もちろん、メールを送信することもできます。
※SquirrelMail
※Roundcube Webmail
